60歳主婦が重要視した、鍼灸専門学校選びのポイント3つ

入学式前の投稿記事

 こんにちは、りくばりです (*´∀`*)/

 鍼灸師を目指す覚悟を決め、鍼灸師になるのはどうしたらいいのかを調べてみました。

 国家資格の「はり師」と「きゅう師」の両方の資格をもった者を、「鍼灸師」と呼びます。

 鍼灸師の取得するためには国家試験を受験する必要があり、国家試験の受験資格は、専門学校や大学の、鍼灸師関連の学部学科を卒業する必要があります。

 どこか鍼灸専門学校を卒業しなければ国家試験を受けられないので、先ずは鍼灸専門学校選びをしました。

60歳主婦が、鍼灸専門学校選びに注目した3つのポイント

 ホームページを閲覧し、自分の通える条件が合った学校案内の資料を請求しました。

 資料を見て、こだわる点は個人によってずいぶん違いがあると思います。

  伝統的な有名校、名物講師がいる、校風が自分に合っている、カリキュラム、設備が整っている、通学の利便性、就職に有利、入学の倍率、推薦制度など学校選びの基準は人それぞれです。

 「通学できる距離か」などの基本的な条件は抜かし、私が学校選びにポイントとした3点をご紹介します。

1位 学校見学時の印象
2位 夜間部のある学校
3位 リーズナブルな学費

 私は、この優先順位で専門学校を選びました。

 どうして、この順番でこだわり、専門学校を選んだのか理由を述べていきたいと思います。

60歳主婦の専門学校を選びポイント「1位 学校見学時の印象」

  専門学校の選択に重要なのは、卒業まで学ぶ居心地良い環境だと思います。

  廊下、教室、トイレなどの衛生が保たれているかは、実際に足を運ばないと分かりません。

 また、教員や職員、在校生の人柄も実際に会って話してみないと分かりずらいです。大にして、居心地の良い環境にいる人達は、穏やかで優しい印象があります。

 専門学校にとって見学会に来る入学希望者は、授業料を払ってもらうお客さんですので、学校側は良いイメージを持ってもらうよう、見学者に愛想の良い対応を心掛けていると思います。

 私の例を示すと、学校資料をもとに2つの学校を見学しました。どちらの学校も、見学会では丁寧対応をしてもらえました。

 しかし、その中の1校で職員との相談時間や教員との会話の端々で、私には引っ掛かるワードが含まれていました。

 それは「この年齢で資格を取って、どうしたいのですか」とか「入学合格判定は、年齢が低い方が優先」といった、年齢差別を感じる発言がありました。

 30代で医療系専門学校へ入学した私の知人も、学校の面接時に「その年齢で資格を取っても、就職時に不利なので考えたほうがいい」と言われたそうです。

 実際、専門学校に入学するのは高校卒業したばかりの若者層が多いですし、学校側も就職率などを考慮して年齢の低い生徒に入学してもらいたいと思っているのが本音だと思います。

 その学校方針自体は問題がないと思います。しかし、学校案内の資料に年齢制限などを公表している学校はありません。高校卒業したての生徒が多く入学する専門学校では、60歳代はもちろん、30歳代、40歳代、50歳代でも入学してくる生徒の割合は少ないです。

 ホームページや資料で情報を集めた後に、実際にその学校へ足を運び、学校が求める生徒像を知っておいた方が良いかと思います。

 私のように年齢が高い生徒が入学するにのは、在校生または卒業生の年齢分布を調べるのも大切です。当然、若い年齢を中心に生徒を集めたいと思っている学校環境で、高年齢の生徒が卒業まで学ぶのはストレスを覚悟しなければならないでしょう。

 幸い、私が見学に行ったもう1校の専門学校では「うちの学校は年齢層が高い生徒も多いです」と言って、実際に年齢が高そうな在校生を紹介してくれました。

 また、「社会人や年齢の高い生徒のほうが、真剣に勉強に取り組む姿勢が見られます」と好意的に相談にのってくださいました。

 私の場合は、年齢的なコンプレックスキーワードとなって、居心地の良い環境選びの決め手となりました。

 年齢の問題だけでなく、仕事家庭環境経済的問題身体機能など、個人個人によって相談したい内容はそれぞれ違うと思いますが、実際に学校へ足を運んで相談し、教職員の対応と印象を確かめることをお勧めいたします。

 当然、1回か2回の学校見学で本当の校風を掴み取るのは難しいと思いますが、それでも自分が感じる印象は重要です。要は、学校見学会での印象は欠かせないということです。

60歳主婦の専門学校を選びポイント「2位 夜間部のある学校」

 各専門学校の時間割を見比べると、選ぶ学校によって授業時間がかなり異なります。

 人によっては、この時間割によって選べる学校が絞られるかもしれません。

 週休二日制、日曜のみ休講、全日制、午前中だけの授業、午後だけの授業、夜間部がある、など、自分の生活スタイルにより、授業の時間割は見落とせない部分でもあります。

 例えば、「子供が幼稚園や学校へ行っている間に、自分も専門学校へ通いたい」と思っているママさんなら、午前中で授業が終わる専門学校は都合が良いはずです。

 朝夕は家事で忙しい主婦でしたら、午後だけの時間割が無理なく通えることでしょう。

 そして、社会人やパート勤務で昼間に仕事をしている者にとっては、夜間部なら通える可能性があります。

 私は夜間部のある学校を探しました。夜間部を希望した理由は次の2つです⇩

昼間に仕事をしたい
昼間部は高校新卒者が多いが、夜間部は社会人が多く年齢層が高い

 誤解のないように説明しますが、決して若年層を嫌っているのではなく、勉強をする環境を考えた時に、少しでもストレスになりそうなことは避けようと考えました。

 スマホのSNSなどを使いこなしてコミュニケーションを取る若者の中に入って、アナログな私はついていけそうにありません。

 年齢を重ねて頭の回転や動作が遅くなってきているのを実感している私は、パワーフルでスピード感のある若者と一緒に勉強するのは疲れそうです。

 少しでも年齢が近い社会人の方が共感できる部分が多いと考え、夜間部のある学校を選びました。

60歳主婦の専門学校を選びポイント「3位 リーズナブルな学費」

 今の時代は、インターネットで各分野の学問を無料で学ぶことが出来ます。ブログ、ユーチューブ、無料講座で多くの知識を得ることが可能になりました。

 しかし、鍼灸師の国家資格資格を取得するのには、厚生労働省文部科学省に定められた専門学校や大学を卒業しなければなりません。

 いくら学びたいと思う気持ちが強くても独学で学んだだけでは、国家資格受験できません。

 専門学校の授業料という、先立つものが無くては国家資格は取得できないのです。

 鍼灸専門学校の学費を調べると卒業までの3年間で、専科が300万円~400万円位本科が450万円~550万円位かかるようです。

 専科本科の違いは、卒業後に取得できる資格の数です。専科、本科それぞれの取得できる資格は下記の通りです⇩

専科 : はり師、きゅう師
本科 : はり師、きゅうし、あんまマッサージ指圧師

 私は目標としている、はり師きゅう師の資格が取れれば充分なので、専科の学校を選びました。

 また、学校にもよりますが、昼間部より夜間部の方が若干授業料が安くなる傾向があります。

 そして、各学校で採用している割引制度奨学金制度があります。例えば、推薦制度特待生制度有資格者制度学費減免制度、その他、各団体が行っている奨学金制度給付金制度があります。

 私も自分が使える制度をフル活用して、少しでも学費の出費を抑えました。

 「安かろう悪かろう」と言われる単に学費が安い学校を選ぶのではなく、生徒に寄り添った制度を提供し学費を抑えてくれる学校選びが賢明だと思います。

 リーズナブルな学費にするポイントは、下記の通りです⇩

・専科の学校を選ぶ
・夜間部を選ぶ
・割引制度や奨学金制度を使う
 

まとめ 

 今回のブログでは、私の個人的な鍼灸専門学校選びのポイントを3つお伝えいたしました。

 読者の皆さんには、個々にこだわる点があるかと思います。是非、卒業までの学校環境居心地の良いものになるよう、学校選びを慎重になさってください。

 ブログに掲載する学校での様子は、個人情報に配慮して書き進め、出来るだけ鍼灸国家資格に向けて進められる学習内容を、客観的に伝えたいこと考えています。しかし、知識の乏しい私の情報発信となりますので、未熟な点が多い記事となることをお許しください。

 学校に迷惑がかからないよう気を付けながら、鍼灸師を目指す読者の皆様に役立つ情報を発信していきたいと思います。 

 学校に許可を取っていないので、私が入学した学校名は伏せさせていただきますことを、ご了承ください。

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