こんにちは、りくばりです (*´∀`*)/
鍼灸専門学校の勉強をするのに、優先順位1番にした「経絡経穴概論」の教科から勉強を始めて5日目、前回までに経絡と経穴の概要をまとめました。
さて、いよいよ「どこに、どんな名前のツボがあるのかを覚えよう!」と、意気込んでいたのですが…
教科書に、経穴の部位(ツボのある場合)や取り方(ツボの見つけ方)の記載されている内容が、ちんぷんかんぷんで分かりません ( ˙▿˙ ; )
特に長さを表すのに、「分・寸・尺」が、使われています。例えば、「下方5分に取る」「上方1寸5分のところ」「1尺2寸の長さ」などと書かれています。
私達は、学校で長さの単位を「メートル法」で習ってきたので、「1寸が何㎝なのか?」全く分かりません (⌒-⌒; )?
そこで、今回は、この経穴(ツボ)の部位を決める時に使われている方法を、まとめます。
経穴(ツボ)を決定する方法
教科書(医道の日本社「新版 経絡経穴概論 第2版」)によりますと、経穴部位の決定方式は、同身寸方と骨度方の2つの方法があるようです。
同身寸方は、その人の指を使って長さを計る方法です。例えば、「男性は左、女性は右手の親指の爪がある末端部分の横幅を1寸」「人差し指から薬指をくっつけて伸ばし、人差し指から薬指までの3本の指を合わせた第1関節(末端にある関節)の横幅が2寸」「人差し指から小指をくっつけて伸ばし、人差し指から小指までの4本の指を合わせた第2関節(末端から2番目の関節)の横幅が3寸」というように、計ろうとする人の指を使って長さを決める方法です。
骨度法より簡便法として同身寸方が考えられたそうですが、一般的には骨度法が用いられているそうです。そこで今回は、一般的な骨度法を学習しようと思います。
鍼灸治療で重要な骨度法の知識
施術を受ける人の骨格を基準として個人の寸度を定めたものを骨度といい、この骨度を用いて身体の経穴の位置を決定する方法を骨度法といいます。
骨度法は、古代中国の医学書「皇帝内経霊柩」の骨度篇をもとに後世の諸学派により考案されたそうです。現代も、骨度法を用いて経穴を取穴するので、鍼灸療法では非常に重要です。
経穴の位置を覚える前に、骨度法を覚えるのは必須知識なので、今回は骨度法の概要と表を「ツボ情報」にまとめました。
インターネット上のブログやユーチューブに、たくさんの骨度法の覚え方がアップされているのを見ても、骨度法を覚えるのが重要なことがわかります。
経穴(ツボ)を覚える前段階として、頑張って覚えようと覚え思います。
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